2013-09-11

3.11のコラージュ

去年、ZOZOPEOPLEにupした私の日記を、少し手直しながら今の気持ちをつけたして綴りたいと思います


今日は11日、今日で震災から何日が経過しただろう

指折り数えると、多くの月日が流れたように思ってしまうけど
それでも、まだまだたくさんの問題やかなしみが解決されていないと感じています


当時は、毎日流れるたくさんの情報の中で、たくさんのことを考えたり想ったりしました
節電したり、募金をしたり、できることをしながらも、他に何かできないものかともやもやとすることもありました

同じように思っている人はたくさんいるようで
そんな気持ちを、ある人は絵にして表現したり、ある人は歌にして届けたりしていました

そんな中、私はテレビを見ながらコラージュを作っていました


テレビから流れるたくさんのかなしいニュースを聞きながら
少しでも多くの人が心から救われるように願いながら、ひとつひとつ想いと紙を重ねてゆきました

2011年の春のうちに、ほとんど完成していたのですが
それから新しい紙ものを手に入れた時に少しずつたしていって
2012年になり、いったん完成させました



"3.11のコラージュ"



65×50㎝
今までで1番大きな作品ができました
私の"好き"をたくさんつめこみました

これから先、素敵な素材を手にしたら、また少しずつ貼って少しずつ変化していくことと思います
実際、2013年の今は、写真の状態から少しだけ変化をして押し花や紙ものがたされています

これから先は、よくなることしかないのです

同じように、復興地もこれから先、今よりも必ずよい方向へ向かっていくと信じて
大変なこともほんとうに多いと思うけれど、少しでも希望を抱えて暮らしていってほしいなと思います

私のこの作品が、たくさんの小さなかけらが集まって、ひとつの大きな作品が完成したように
復興地に住む人々の心の傷が、やさしさでひとつひとつうまって
あったかな気持ちで満たされる日が訪れることを願っています


私は今でも、そのニュースやドキュメンタリーだったり写真だったりにふれると涙が止まりません
ほんの少しふれただけでも、たくさんのかなしみに襲われるのに
そこに住む人々は、毎日まいにち向き合っているんだと思うと、もう言葉になりません

平和な毎日の中で、震災のあの日のできごとは、日常から少しずつ少しずつ遠くなっていきました
たくさんの時間流れていた復興地のニュースも、今ではうんと減りました

いつまでたっても思い出すとかなしいけれど、でも、今まさにがんばっている人のことを想って
少しでも、現状をキャッチする受信者でいなきゃいけないような気がして暮らしています

NHKや民放でときどきドキュメンタリーが放送されています
つい先日も津波の被害にあった遺族の方のドキュメンタリーが放送されていました

もうほとんど普通の日常を取り戻した私たちは
どうか未来に向かって希望にあふれていてほしいと願うけれど
それを見ていると、まだまだどうしようもない苦しみやかなしみや怒りは多く存在しているんだと感じます

被害にあわれた東北の方が
1番かなしいのは忘れられてしまうことなのかもしれないとおっしゃっていました


大丈夫、絶対に忘れないから

どうか、日々のたくさんの時間の中で、ほんの少しでもよいので
そこに暮らす人々の心に寄り添えるように過ごしてもらえたらなと思います


先日、2020年に東京オリンピックが開催されることが決まりましたね
ここに住むみんなが、同じ楽しみを持って未来に進んでいくなんて、なんて素敵なことなんだろうと思うんです
日本の未来が明るくキラキラと輝くような気がしました

そうやって同じ楽しみを共有できるように
やっぱり、ときどきでいいから、3.11のこと思い出してほしいなと思うんです

あの時期に、みんながどうにかして誰かの気持ちを救いたいと思ったこと
その気持ちを少しでも思い出して寄り添うだけで
自分自身もそうだし、復興地だって、ほんの少しでもよい方向に向かうと思います

かなしみだって共有すれば、その人を笑顔にしたいって思うから
きっと明るい未来が生まれると思います

今日も復興地にひとつでも多くの笑顔が生まれるよう願っています
私も今できることを、これからも続けてがんばります

読んでいただき、どうもありがとうございました



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